« 前原さん、辞めなくてもいいとは思うけれど、擁護派が暴走し気味とも思う | Main | 『はじめの一歩』95巻 これは…さすがに… »

2011.03.12

ツイッターは良くも悪くも、たんなる「さえずり」である

 今回の地震の規模の大きさと被害の大きさに驚愕しています。被災地の皆様、知人などが被災された方、の心情を思い胸を痛めております。私自身は阪神淡路大震災を大阪で体験しましたが、今回の地震の「津波」には呆然としました。被災地の方の安全と早期の復興を祈念いたします。

 で、私自身も東北に知り合いや身内もいますし、まだ安否の分からない方もいるので不安な日を過ごしているのですが、twitterを見ていて少し考えさせられたことを書き留めておきたいと思います。
 今現在冷静さは欠いていると思うので(まあいつもそうですが、いつも以上に)、後で見返してみてなんだこりゃと自分で思う可能性も大だとは思いますが、まあ、それがその時の記録ということで。

 twitterを見ていると、色々情報が入ってくる中、公式RTや非公式RTで色々な情報が流れてきます。
 そんな中、「非公式リツイートは控えよう。必要な情報の検索がしにくくなる」や「ハッシュタグそのままの非公式リツイートは控えよう。ハッシュタグのリストが同じツイートで埋まってしまう」、また「震災関連以外のツイートは控えよう。必要な情報が埋もれるし、被災地で充電できない人の携帯電池を消耗させてしまう」といったツイートが数多く流れてきています。公式RTや非公式RTで。

 それぞれ、それなりにもっともだと理解はするのですが、根本的な部分で腑に落ちなかったりします。
 ツイッターは誰でもどこでも簡単に出来る通信手段として普及しているため、今回のような緊急事態において"効率的に有効に活用したくなる心情"は理解できるのですが、「ツイッターに頼る」というのがどうも腑に落ちないわけです。

 ツイッターの特性は、多くの人の発言が単純に時系列で"流れてくる"ことであり、使い方のひとつとして出現した「リツイート」も、今ではツイッターの主な利用法の中に組み込まれています。
 ツイッターの検索機能が貧弱なことと関連しているわけではないでしょうが、基本的には「今なにしてる?」というのがダラダラと意味も無く流れてくるだけです(けなしているわけでなく、ツイッターの魅力や楽しみ方のひとつがそこにあると思っています)。
 同じ発言が意味もなくダラダラとリツイートされて並び、被災情報に並んで、おふざけツイートが出現する。

 良いか悪いかはともかく、ツイッターはそういうもんじゃないかと。

「ツイッターの使い方が悪い人間がいるからそういうカオスな状況になる。それは悪だ」ということではないと思うのです。
 少し語弊がありますが、そういうカオスな状況が「悪」だと言うのなら、それは使い方が悪いのではなく、「ツイッター自体が悪である」、もしくは「ツイッターに有益な情報のみを求めることが悪」のどちらかだと思います。

 昨年あたりに、たしかリツイートで回ってきて目にしたのですが、耳が聞こえない人がツイッターにツイートがずらずらと並ぶのを見て"ガヤガヤと騒がしい"という状況をなんとなく理解した…ってツイートがありましたよね。そういうもんじゃないかと。

 ツイッターとはツイート(さえずり)の集積でしかないということ。ユーザーの努力で有益性を追求することも出来るにせよ、それすらもさえずりの海の一成分。

 同じような発言がリツイートされて流れてくるのは無駄だ…というのは正論ではありますが、そこも含めてツイッターだと思うわけですよ。
 同じような発言が無駄に多く流れてきて目にする機会が多くなる。それが「ツイッターの今」である、と。

 携帯電話やパソコン等でツイッター出来る状況にあり、余計なツイートを受信したくないほど緊急事態であるのならば、ツイッター以外の情報収集手段を探してみるのもいいのではないでしょうか。これは被災地以外の人についても同じことを言えると思います。
 私も阪神淡路大震災に遭っていながら、伝言ダイヤル等の緊急時の通信手段の情報を集めたり、家族や知人、仕事仲間等との緊急時の連絡体制について細かく話し合いが満足に出来ているかといえばそうではありませんでした。
 それが今回の「とりあえずツイッターを見てみた」という自分の行動に関する反省点です。

 もちろん、ツイッターを有益に効率良く使おうという試みを否定するものではありません。
 どれほどの支持を受けたか知りませんが海外のアーティストが行ったツイッターダイイング?みたいに、ツイッター上での発言をある期間止めることで空白を生み出すという手法もあります。今回のような緊急時に、ふとタイムラインを見ると、余計なツイートが消えて数日間地震情報のみになる…まあ、「美しい状態」とは言えなくもないかもしれません。
 個人的には、現在のままで十分そういう「美しい状態」だとは思いますけどね。地震が起きてタイムラインが地震情報一色になり、おそらくもう日がたつにつれ地震関連以外のツイートがじょじょに増えていく。ほとんどの方のタイムラインがおおむねそういう傾向ではないでしょうか?

|

« 前原さん、辞めなくてもいいとは思うけれど、擁護派が暴走し気味とも思う | Main | 『はじめの一歩』95巻 これは…さすがに… »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ツイッターは良くも悪くも、たんなる「さえずり」である:

« 前原さん、辞めなくてもいいとは思うけれど、擁護派が暴走し気味とも思う | Main | 『はじめの一歩』95巻 これは…さすがに… »