エスカレーターは止まって利用しよう
エスカレータの「片側空け」、鉄道会社らが呼びかけてもなかなか改まらないようで。
たまに人が多いとか、たまたま立ち止まる人がいて両側に止まって乗るというカタチになることはあっても、基本は片側空けのままになってるように思えます。
それはそれとして、2017年の記事ではありますが、下記のような記事を見つけてどんよりとした気分になったり。
「エスカレーターで歩くな」と無茶言う人の末路:日経ビジネス電子版
ところが、当時の英国に負けず劣らず効率化が求められている現代日本で、この紳士的ルールに異を唱える人が増えている。「エスカレーターでは片側を空けず両側に立ち、じっとしましょう」と主張する彼らの最大の根拠は「危ないから」だ。とはいえ、国民的ミッションである働き方改革に整合的な上、既に社会に定着しつつある「片側空け」を今さら覆さねばならぬほどエスカレーターで片側を空けるのは、本当に危険なことなのか。エスカレーターで歩くなと主張する人々の考え方と、そうした思考回路を持つ人の行く末を、世界のエスカレーターマナーに詳しい専門家と考察した。
聞き手も語り手も支離滅裂な感じの記事。記事の導入の上記文章だけでもかなりどうかしてる感じ。
「効率化が求められている」という、「紳士的」な態度とは無縁の論調で話を始めておきながら、「片側空け」を「紳士的ルール」と定義し、それに異を唱える人をディスる。そして、「既に社会に定着しつつある」ルールを覆すのはいかがなものかという話に持っていってますが、それって既得権益を手放したくないと言ってるだけの話であり、「紳士的」とはだいぶ遠い感じ。
「エスカレーターで歩くな」と無茶言う人の末路 (2ページ目):日経ビジネス電子版
いずれにせよ、片側空けが、“効率的で紳士的な仕組み”として普及しているグローバルルールであることは間違いない、というわけですね。
日経ビジネス副編集長の鈴木信行という人の反応は万事こんな感じ。何を聞いても自分に都合よく解釈していく感じ。いますよね、何を語られても、全て自論に都合よく解釈して、"なるほどやはり私の思った通り、それがあるべき世界の姿、グローバルスタンダードなんですね"としたり顔してうなづき、周囲にもそれを押し付ける人。
「エスカレーターで歩くな」と無茶言う人の末路 (3ページ目):日経ビジネス電子版
それに今の日本は、当時の英国に負けず劣らず効率化が要求されています。そうした状況での片側空けの廃止は働き方改革に逆行する、という主張もあります。電車で移動する際の駅での乗り換え時間はビジネスで最も無駄な時間の1つです。大切な商談や打ち合わせに遅れまいとエスカレーターを歩きたいと思うビジネスパーソンの気持ちも分かる気がするのですが…。
聞き手の日経ビジネス副編集長の鈴木信行さんの言葉は、どの部分もこんな感じ。「日経ビジネス」の読者層たる「ビジネスパーソン」はこんな言葉に同調する人たちばかりなんですかね。
エスカレーター「歩かないで」 鉄道各社、習慣に反旗 :日本経済新聞
両側に乗ったほうが全体の輸送効率が良いということが分かっていても、片側空け存続を望む人たちは「自分たちのために片側を空けろ」と言い続ける構図。
鉄道事業者など、「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを実施 | RailLab ニュース(レイルラボ)
「全国の鉄道事業者51社局、商業施設、森ビル、羽田空港、成田空港、日本民営鉄道協会、日本地下鉄協会、日本エレベーター協会、川崎市、千葉市」によるキャンペーン。とりあえず、エスカレーターの「片側空け」を支持する人たちは、自分たちが「紳士的ルールを守らない人間」だということは念頭に置いていただきたいところ。
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