淀媛神社から眺める"崖っぷちのトモ"(広島県福山市)
上り口に隕石。…隕石!?
狛犬あ。
狛犬うん。
目が若干ぬけさく先生w
淀媛神社の拝殿。鞆の町はそれなりに観光客が歩き回っていましたが、ここには誰もいません。静かなもんです。
神社の裏手から鞆の町を俯瞰。
この写真の中央奥から左下方面に橋をかける計画だそうです。埋め立ても伴うため、かなり景観が変わるでしょうね。
写真中央やや右にあるのが鞆の象徴でもある常夜灯。この常夜灯からの眺めは、橋が横切るカタチになります。
なんとなくうら寂しい気持ちで崖から降りようとしたら、にゃんこ様発見w
鞆の町の歴史を長らく見つめていたりしそうな落ち着きをお持ちでございました。
すんません、お邪魔しました。
淀媛神社の近くに、広島のみやげもの屋として有名な阿藻珍味さんの直営店があります。
裏あたりに何かありそうでしたが、よく分からなかったので、とりあえず揚げ蒲鉾と竹輪を買い食いw
鞆の町は、この写真のように唯一のメイン道路にさえ離合不可能なブラインドコーナーがいくつかあり、信号を設置してしのいでいる状況のようです。
数十年前に決定された「架橋」計画が、景観を破壊するとして反対の声が多く挙がる中、福山市の意向もあって進められるようです。
反対派からは代替案として山側にトンネルを作るという計画の声も出ているようです。
鞆に住んでいない僕が、実際にこの地に来てみて思いついた案は、「中心部の景観を破壊して太い道路を造る」ってなモノ(爆)。橋にしろトンネルにしろ、それは「迂回路」にしかなりえず、住民の方の生活は根本的には改善されないんぢゃないかと。
今のメイン道を太くして、福山市寄りの地点に道の駅的なモノを整備して、鞆中心部への観光車両の流れを止めるとか。
道を太くして歴史ある町並みを壊すのはアレかもしれませんが、その後にはエイジング処理やら舟板やら古い木材を使った家屋を建てるなどして、新築だとバレないような景観を再建するとか。
中心部の景観を守ることに力を注いだ挙げ句、じゃあ海側を埋め立てよう…ってぇんじゃなにがなにやら(鞆のはたんなる架橋計画ではなく、「埋め立て」もけっこう大規模なんですよね)。
せめて今のレベルの海辺の景観を残して欲しいものですが、どうなるのでしょうね。
2009/8/28追記:
同じ橋をかけるにしても、湾のど真ん中をまっすぐ突っ切るのではなく、一番外側とかに通すとかどうなんでしょう。
湾の一番外側の堤ラインに沿ってかけるというカンジ。淀媛神社の下から対岸の防波堤につながる形で(文字での説明じゃ分かりにくいナ^^;)。
これなら、景観はだいぶマシな形で守られると思います(燈籠から橋は遠くなる。湾の形は残る)。
橋への取り付け道路を新たに整備するのと、橋の工費がかさみそうですが、いわゆる百年の大計ということでなんとかすれ。
それと、上にも書きましたが、昔ながらの外観で新たに建物を作ったり、海辺の雁木などを江戸時代と同じように整備するなどして、リビルドすることも必要かと。
日本では木造家屋のくせに無理して残そうとするからムリが起きてるコトも多々有るのではないかと。伊勢神宮などの遷宮や錦帯橋の例を出すまでもなく、木の建造物は建て替えることも視野に入れることが必要なわけで。
神社仏閣仏像などにみられる行き過ぎたわびさび文化…つまり、こわれてきたのに直さない、色が落ちたのに塗り直さない、などが町並み保存の考え方にも伝染してるのかもなぁとか思ったり。
中心部にきちんとした道を通す。壊した建物は時代の風情を残す形で再建。
それでも鞆の町の交通が改善されないのなら、湾の一番外縁に橋を造る。
これが僕的「鞆のビルドアップ案」でふ。
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